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若年性アルツハイマー病,2020 年 8 月の診断 あまりがっかりしないように気をつけます…

2005 年 9 月 13 日の議論の傍聴メモ,統計学会大会

今年は 8月末「アルツハイマー」と診断され,まあ,なんとも…という「がっくり」な日々をすごしております.まあ,ジョギングとかで気をまぎらわせることにしましょう.

有酸素運動,やっておいたほうが良さそうだし.

 

ずいぶんむかしのメモ書きみたいなものを発見しました.さてさて…

 

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* いささか興奮ぎみのみなさんの議論を傍聴していた

     久保による「偏った」議論のメモ書き

 

いやー,このときは,本当に楽しかったし,ベイズ

統計モデリングにわくわくしていました.

 統計学会とかにも参加したり,楽しいひとときでした.

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2005 年 9 月13 日

統計関連学会連合広島大会
「科学的な推論の形式としてのBayes 統計」セッションにおける
いささか興奮ぎみの統計学者たちの議論を傍聴していた

久保による偏った記録

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「高次元母数の推定は頻度主義よりベイズがよい…… この点は認めざるをえない」

「頻度論にもとづく仮説検定はですね,強い尤度原理を認めてないんですよ!」

MCMC は Bayesian ではない,単なる積分だ」

MCMC が Bayesian を普及させた」

「あのヒトは真正Bayesian ではない…… Bayesian をわかってないんだから」

「頻度論的な統計学を正しく使いこなせるのは Fisher のような天才だけ」

「Bayesian は理解できてないバカが使っても間違いがない ……

それが Bayesian の良いところです」

「Fisher 流の有意差検定とNeyman 流の仮説検定はまったく別モノ」

「Bayes とFisher は意外と似ている…… 違いは事前分布の有無だけ」

「Neyman は違う,確率の考えかたがぜんぜん異なる」

「無情報事前分布? そりゃー臆病だよ,あんたは臆病だ!」……

 

...いやはや,15 年前はとても楽しく勉強・研究ができたのに,

いまとなっては…まあ,うろうろしながら,のんびりと歩いていきましょう…

 

2020 年も終了.みなさん,よいお年を…