ひさしぶりに,よい公聴会(博士論文)でした
植物の研究室の末端に位置する私ですが…まあ,てきとうに統計モデルとか計算とかそんなことばかりしています.
今日の公聴会では,とある植物の繁殖システムについて,とても興味ぶかい内容の発表をきくことができました.北海道から本州にかけて「そこら」にいる植物なのですが…じつに不思議な進化の過程をうかがえる,よい話でした.
題名に「ひさしぶりに,よい公聴会」と書きましたが,駄作が続いていたのではなく,ここしばらく, D を取りにいく人が少なかったかな…という印象だけなので,内容よしあしの問題ではありません.
今日発表された研究は,フィールド&考察のバランスがとれていて,「これぞ,生態学」という面白さを,ひさしぶりに実感できました.